広島県は県産食材の魅力を国内外に発信するプロジェクトの一環で、瀬戸内海の魚とその料理をアピールする「瀬戸内さかな おもてなしフェア」を4月26日から5月14日まで、東京・銀座の同県アンテナショップ「TAU」で開いた。
初日は魚の生態に詳しいタレントで東京海洋大学客員教授のさかなクンを招き、発表会を開催。瀬戸内の魚を使った料理を試食したさかなクンは「魚魚魚(ギョギョギョ)のおいしさ」「鯛(たい)そうおいしい」と独特の表現でその味の良さを賞賛した。
さかなクンは「瀬戸内は穏やかな海ならではの魚がいて、コチ、カレイ、アナゴ、カタクチイワシと、四季折々にさまざまな種類に出会える」と、得意のイラストを交えて”講義”。広島県日本調理技能士会の下原一晃さんが「鯛松前蒸し」「鯛春香蒸し」「鯛アスパラ焼き」と、瀬戸内産の魚を使った料理3品をさかなクンに振る舞った。
アンテナショップ内のレストランではこれら瀬戸内の魚を使った特別料理を期間中提供。ショッピングエリアでは魚や魚介の加工品の特設コーナーを設けた。今後は日本酒をテーマにしたフェアを予定している。
瀬戸内海の魚について“講義”するさかなクン